地域への防犯情報伝達の即時性と住民の情報共有
多くの自治体で、犯罪が発生した際の防犯情報の伝達と共有に力を入れています。
今まで防災放送が中心の伝達方法が、急速に普及したスマホの活用によって個人レベルに広報されるようになってきました。
伝達方法には、大きく分けて以下の2パターンがあります。
- ツイッター ファイスブックなどのSNSを活用してのSNSの拡散能力を利用した閲覧タイプの方法
- メールやアプリを使用した通知型の方法
京都府では、このうち防犯情報配信メールを活用しています
登録は、京都府ホームページ「防犯情報メール」登録方法からできます。
京都府全域、山城南部・山城中部・京都市・南丹・中丹・丹後など通知して欲しいエリアを選択して登録すると、子ども安全情報・事件発生情報・地域防犯情報になります。
警視庁は防犯アプリ Digi Policeとなっています。
防犯アプリ Digi Policeは、防犯情報の発信の他に公開捜査情報、防犯ブザー、スナップショット機能などをもつ多機能なアプリとなっています。
アプリダウンロード先は、警視庁ホームページとなります。
今後はどうなるか
現在は、Iot(Internet Of Things)が急速に普及している段階です。
Iotデバイスの個人への普及はまだ先と考えられますが、GPS機能と街中の設置物へのIot機能によるタグ付けなどで、子供の安全確保や犯人の位置確認など正確に出来る様になります。
より即時性の高い正確な防犯システムの構築が期待されています。
京都でのひったくり被害
京都府内のひったくり被害は、年々減少しています。ひったくりされるタイミングは歩行中と自転車使用中に多く、地域的には、伏見区 東山区 中京区の順になっています。
ひったくり被害に遭わない為には、
カバンはたすき掛けにして持つ
自転車のカゴに荷物を入れるときは、カバーやバンドを取り付ける。
街中を歩く際はスマホなどをみながらあるかない。
などが、提言されています。
もし被害に遭ってしまったら・・
- 無理に追いかけず、犯人の服の色、バイクのナンバーや逃走方向などをできるだけ覚えてください(犯人の特徴を声に出すと記憶力が上がります)。
- 被害に遭ったり、ひったくりを目撃したときは、その場からすぐに110番通報してください。
出典:京都府警察 ひったくりに注意(http://www.pref.kyoto.jp/fukei/anzen/seiki_t/hittakuri/#heisei28_shinai)
玄関の鍵が入ったカバンがひったくられた場合
玄関の鍵が入ったカバンをひったくられた場合、鞄に住所が記載されていたり、運転免許証や保険証など住所を特定できるものが鞄に入っていた場合は、特に早急な鍵交換をお勧めします。
その様な場合、価格的にも安く、標準な防犯機能をもつ、シリンダー(鍵穴)への交換がお勧めです。
空き巣被害が心配なので、家に入るのに鍵を開けて欲しい、その後、緊急に鍵交換してもらいたいなどご希望に際は、受付センターまでお気軽にご相談・お問合せ下さい。